このブログで集中的に取り上げているスマホゲーム「ゴエティアクロス」を運営しているアピリッツは2021年2月に株式上場しました
ただその後の株価は下がる一方
反面、業績は右肩上がり
なので株価が大きく跳ね上がる前に株を保有しておきたい
今後アピリッツはどういう情報発表をすると株価上昇に影響してくるのか考察していきます
アピリッツ上場後の株価の動き
アピリッツがジャスダック・スタンダードに上場したのが「2021年2月25日」
そこから業績の下方修正などがあり株価は下落していき、安値「496」円の底を作る
いつまで下がるのかと思いきや2022年1月18日に22年1月期単独業績予想についての上方修正と当初未配としていた配当を5円出す事に決めた発表が出る
これをきっかけとしてようやく株価が上昇し始めています
2022年3月16日に1月期の決算短信を発表予定
アピリッツは3月16日に通期の決算短信を発表する予定
そこでどういう「業績」や「来期の業績予想」の情報を出してくるのかがポイントになりますが、内容次第では株価をさらに押し上げるチャンス
予定通りいくなら今期の売上高も右肩上がり
そして来期の売上高がさらに上がってくれると良い材料になります
2021年12月28日に出したプレスリリースで、株式会社ムービングクルーを子会社化しましたが、これがWebソリューション事業にどうプラスの影響を与えるかも判断材料になりそうです
また、アピゲーマーにとってはゲーム事業で進めている新作の「式姫Project」のリリース時期もこの辺りで発表してきそうかなと心待ちにしているはず
どういった作りになっているか、など不安要素も当然ありますが基本的には期待値はそこそこありますね
「ゴエティアクロス」のように長く運営できる作品になってくれそうな雰囲気でも出せれば、これもプラスの要因
運営移管をした「けものフレンズ3」はもう安定しているようなので、後はどこまで伸ばせるかという点も株価上昇を継続させていく1つのポイントになりそうです
アピリッツCFOがリツイート
素晴らしいですね! https://t.co/rEZWDeTnK1
— アピリッツCFO 永山とおる|証券コード:4174|DX|ゲーム (@CFO39259298) February 8, 2022
そんな中、2022年2月4日にカラダノートが中部電力と資本業務提携をすることを発表という旨のツイートをアピリッツのCFOがリツイートしていました
この発表をうけて2月7日と8日にカラダノートの株価はストップ高に
発表が出る直前の株価は2022年1月28日の安値「674」円
これが2月9日には株価が2倍の値を付けています
アピリッツの場合、上方修正と配当を出すことを発表したことでストップ高を経験しているので、こういったプラスの材料が引き続き欲しいところ
アピリッツは中期的な成長戦略として
と明言しています
スピード感落とさずこういった動きを続けていけると、株価を大きく押し上げる材料になりますね
資本業務提携をするとしたら
アピリッツはM&Aを視野に入れて動いていくと明言していますが、その過程において資本業務提携が行われることもありえます
今回アピリッツのCFOがリツイートしたように資本業務提携を結ぶとしたら、どこがいいのか少し妄想してみます
webソリューション事業
最初の一歩として「株式会社ムービングクルー」を子会社化できているので、この事業では一旦保留
オンラインゲーム事業
アピリッツがブラウザゲームで頑張っていた「かくりよの門」「アルフヘイムの魔物使い」はどちらも2Dドット
そしてゴエティアクロスもSD(スーパーデフォルメ)の2D
2Dの領域では上手くいっているので強み
対して
3Dに挑戦をしていた作品たち、直近で言えば「オーバーエクリプス」や「かくりよの門・朧」などは1年以下でサービス終了
なので3Dは弱い
それでも3Dの作品を作り続けるということはその先に何か狙っているものがあるんでしょうけど、現状はただの博打
ここがオンラインゲーム事業で不安なところ
底堅くするためにゲーム事業でも人材派遣をしている、という点はいいですがゲーム業界での人材派遣となると「コンフィデンス」や「SHIFT」といった他社もやっているのでそことの差別化も必要
3DのRPG制作もしているようですが、正直自社タイトルで明らかに成功している作品というものが欲しい
自分達の弱い部分に投資をし続けるよりも、それができる企業を取り入れて連携した方がどんどん進んでいけるかもしれない
まとめ
アピリッツが株式上場してそろそろ1年になります
上場してから株価は下がる一方でしたが、ようやく上方修正と配当を出すという良いニュースを出せたことで株価が上昇トレンドを作りました
アピリッツの株を持っている身としてはこのまま勢いを崩さず10倍株になってほしいです
とりあえず現状は2022年3月16日に予定している通期の決算短信待ち
ここでどういった業績と情報が出てくるかで、ようやく形成した上昇トレンドが強くなるのか弱くなるのかが決まりそうです
オンラインゲーム事業でM&Aをするなら弱みを克服できるような一手を見せて欲しいかな